北坂たまごの環境対策

現在、日本国内では年間8,900万トンの家畜排せつ物が排出されており、悪臭や水質汚染などの環境への悪影響が懸念されています。
2004年11月には「家畜排せつ物法」(野積み・素掘りの禁止)が完全施行され、畜産農家では適切な処理に多大な労力を掛けているのが現状です。

通常、産業廃棄物として処理されていた鶏糞は鶏肥(肥料)として、再利用できるよう独自の製造処理システムを導入しています。そして、養鶏場近隣で野菜や造園などをされている方々やホームセンターへ出荷しております。

肥料の特徴として、乾燥したものではチッ素3%、リン酸5%、カリ5%程度を含み、有機肥料としては即効性があるのが特徴です。また、自然にやさしいたい肥化促進システム『resQ45(レスキュー45)』を導入し、近隣への悪臭対策も積極的に取り組んでいます。

※『resQ45(レスキュー45)』の詳細は下記サイトをご参照下さい。
http://www.toyota-tsusho.com/resq45.cfm

鶏糞が肥料になるまでの工程

集めてきた鶏糞を専用の倉庫で約30日間自然乾燥させ、レスキュー45を混ぜながら機械で30日間蒸発させます。 その後、一定温度に保たれ、肥料としてのサイズ分けを機械で行い、袋詰めされます。肥料は花などの害虫に弱い植物に適しており、有機肥料として土に幅広く利用していただいております。

北坂たまごの発酵鶏糞
鶏糞から肥料へ

北坂養鶏場の肥料が優秀賞を受賞

以下、『鶏鳴新聞』 2008年3月15日(土曜日)号より抜粋

ロータリー式堆肥舎

「鶏糞の処理」は、養鶏経営にとって頭の痛い問題である。約一年前に、堆肥の減容化などで実績のある堆肥化促進システム「レスキュー45」(販売・豊田通商(株))を導入した北坂養鶏場(北坂勝社長−兵庫県淡路市育波1304-1)では、堆肥の成分が耕種農家に一層適したものとなり、以前は倉庫に山積みであった堆肥が全量出荷できたうえ、県の品評会でも最優秀賞の兵庫県知事賞を受賞するなど、二重の喜びに包まれている。

(中略)

完成した堆肥は、乾燥工程で水分30%前後に調整した後、約九割は自社で袋詰めして島内外のホームセンターなどに出荷し、一割は近隣のイチジク園や米作、タマネギ農家などに、無償で提供している。島外からも直接引き合いがあるほか、粒径によっては現物が足りず“要予約”の状態となっているものの、北坂社長は「地域に貢献することが、回りまわって自社のためにもなる」との信念から、堆肥の無償提供は当面、続けるとしている。

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